倉庫のなかでカンガエル倉庫のミライ＠品川WAREHOUSE Konan 3F

February 8, 2017

今回ご紹介する「MAKE ALTERNATIVE SPACE」展。

品川WA REHOUSE Konan 3F を会場に、3組の若手建築ユニットが倉庫をリノベーションした「ALTERNATIVE SPACE」を提案する試みです。

MAKE ALTERNATIVE SPACE展のフライヤー画像

「まちなかのラーニングコモンズ」「スポーツ系・デイ・ケア・センター」「フォロワーシップ・デザイン・オフィス」という3つのコンセプトで倉庫をリノベーションしたら…、というのが今回のテーマです。
いずれも実在の倉庫を“素材”としています。

パレットを受付台で活用した受付の様子

会場は1400㎡もの面積をもつ倉庫空間です。

実はここも今回の “素材”のひとつで、床に引かれたラインはリノベーションのプラン。
年月を経て半光沢になったグリーンのリノリウム床が、ラインのカラーを引き立てます。

こんな大胆な展示も大空間の倉庫ならでは。

倉庫の床に実寸大の図面がカラフルに引かれている様子

参加したのはツバメアーキテクツ、EUREKA、THIRDPARTYの3ユニット。
初日にはフォーラムとオープニングパーティも開催しました。

時間を忘れて建築を語り合うman & woman in リノベーションされていないバリバリの倉庫空間。うーん、ロマンです。

木製パレットを展示台に。
格好よさと建築との相性のよさと汎用性の高さと…、もう木製パレットにはメリットしか感じません。

展示スペースの様子

今回のイベントを主催した倉庫リノベーション研究会は、リノベーションがもつ可能性を倉庫街の活性化に応用し、エリア全体のアクティベーションにつなげることを目的として発足しました。
今後もトークイベントや講演、展示会など活発に活動していくということです。